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日本タイヤ生産が好転~天然ゴム需要増見込まれる

★ 日本ゴム工業会のデータによれば、9月の自動車タイヤ生産本数は1,265万本で、前年比▲4.2%減であった。一方、日本自動車タイヤ協会のデータを見ると、今年のタイヤの国内販売状況は昨年に比べてかなり増加しているようである。10月の国内タイヤ販売本数は、新車用が前年同月比+9.3%増の400万9千本、市販用は前年同月比+9.8%増の800万4千本、合計で1,201万3千本で、前年10月の748万8千本に比べて+60.4%と好調である。今年に入って毎月前年を上回っている。しかし、それはまだタイヤ生産量には反映されていないようだ。9月のタイヤ用のゴム使用量は天然ゴムが52,789トン、合成ゴムが36,601トンでそれぞれ前年同月比▲3%、▲1.4%減であった。天然ゴムと合成ゴムの比率は58%、合成ゴム40%、再生ゴム1%であった。

★ 日本ゴム工業会のデータでタイヤ以外のゴム製品の新ゴム(天然ゴムと合成ゴム)の9月の使用量は、工業製品用が前年比▲4%減の1万5,150トン、ゴムホース用は前年比+2.5%増の3,205トン、ゴムベルト用は▲6%減の1,768トンである。日本ゴム工業界と日本自動車タイヤ協会のデータを併せると、9月の新ゴム消費量は、タイヤ用が90,560トン、タイヤ以外のゴム製品用(靴を除く)が20,820トンで、合計すると11万1380トンである(前年比▲0.9%)。タイヤ用の割合が81%、タイヤと、靴以外のゴム製品用は19%(工業用品14%・ゴムホース3%・ゴムベルト2%・及び医療用品・運動用品)である。

★ 以上を考察すると、タイヤの生産状況は9月まで漸減傾向を取っていた。しかし、タイヤの国内販売状況は10月は前年比+9.3%増となっており、今年下半期は特に好調になっている。タイヤの在庫が減ってくればタイヤ生産は今後増加するものと思われ、タイヤ生産用原材料の6割弱を占める天然ゴムの需要は今後増えるのではなかろうか。
 

 

 

 

 

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