キーストンパイプラインと事故現場の位置を確認

原油上昇。キーストンパイプラインでの原油流出事故の復旧の目処が立っていないことなどで。58.67ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの反落などで。1293.6ドル近辺で推移。

上海ゴム横ばい。13760元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ352.0ドル、円建てで1237円。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京金 1時間足 (単位:円/グラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「キーストンパイプラインと事故現場の位置を確認」

今回のキーストンパイプラインでの原油流出事故の影響で、オクラホマ州クッシング(Cushing)地区の在庫が減少すると指摘されています。

クッシング地区はWTI原油の貯蔵地とも言われています。

その地区の「クッシング在庫」は米国の原油在庫の指標とされ、この在庫が減少すれば、米国の原油在庫減少が印象付けられ、原油価格の上昇要因になります。

今週、11月29日(水)に週間石油統計で米国のエネルギー省が先週11月24日(金)日時点での原油在庫のデータを公表します。

今回の統計により、11月16日(木)の事故発生からおよそ1週間でどれだけの在庫が減少したのかが明らかになります。

その際、クッシング在庫の量とともに、米エネルギー省が全米を5つの管理地区に分けている中の「中西部地区(PADD2)」の在庫にも注意が必要だと考えております。

以下の図のとおり、キーストンパイプラインは、ネブラスカ州SteelCityで枝分かれしており、南部のクッシング地区とは別のイリノイ州Patokaの貯蔵施設に向かっています。

SteelCityの東部にあるイリノイ州Patokaは、中西部地区(PADD2)の第2位の貯蔵地区とされています。(第1位はクッシング地区)

今回の原油流出事故はクッシング在庫だけでなく、クッシング地区とPatoka地区を含んだ中西部地区(PADD2)全体の原油在庫に影響を与えている可能性があります。

さらに言えば、距離は離れていますが、クッシング地区の先(南方)にあるメキシコ湾地区(PADD3)の在庫にも注意が必要なのかもしれません。

今週の週間石油統計に注目したいと思います。

図:米国の5つの石油管理地区、主要なパイプラインなど

出所:各種情報をもとに筆者作成

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