米パイプライン原油流出事故の影響は!?

原油大幅上昇。米国内のパイプラインでの原油流出事故などで。56.64ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1291.7ドル近辺で推移。

上海ゴム横ばい。13290元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ345.2ドル(前日比0.3ドル拡大)、円建てで1236円(前日比4円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 日足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米パイプライン原油流出事故の影響は!?」

海外大手通信社が、米北部のサウスダコタ州でパイプラインでの大規模な原油流出事故があったと報じました。

キーストンパイプラインと呼ばれる、トランスカナダ社(本拠地:カナダのアルバータ州、カルガリー)が所有するパイプラインで起きた事故とのことです。

このパイプラインは、カナダのアルバータ州のオイルサンド由来の原油を、米国に輸送(日量59万バレル)しています。

この日量59万バレルの輸入の規模は、米国がカナダから輸入する原油のおよそ17%、米国全体の原油輸入(ネット)のおよそ8%にあたります。

また、実質的な原油の消費量を指す“製油所への原油のインプット量(米国全体)”に占める割合はおよそ3.6%となります。

つまり、米国の原油消費量を賄うための供給のおよそ3.6%が、今回の流出事故で一時的に失われている計算になります。

週末以降の原油価格の上昇は、このようなカナダからの原油の供給減少の他、今年、トランプ大統領が大統領令に署名した別のパイプライン「キーストンXL(輸送能力は日量83万バレル)」について、同パイプラインが通るネブラスカ州で週明けに建設を承認するか決定予定だったものの、今回の事故がきっかけで承認プロセスに影響が出る可能性が生じた点も、材料視されていると見られます。

引き続き、今回の流出事故について注視していきたいと思います。

図:米国のカナダからの原油輸入量  単位:千バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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