米シェール“予備軍”が過去最高!?

原油乱高下。米原油生産量・在庫増加と減産延長への期待など、強弱両方の材料などで。55.31ドル近辺で推移。

金反発。ドルインデックスの弱含みなどで。1282.4ドル近辺で推移。

上海ゴム横ばい。13315元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ344.9ドル(前日比1.7ドル拡大)、円建てで1240円(前日比変わらず)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キログラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米シェール“予備軍”が過去最高!?」

今週月曜に公表された、米シェールオイル主要地区のさまざまなデータの中に、“予備軍”と呼ばれるものがあります。

「掘削済・未仕上げ坑井」です。

この「掘削済・未仕上げ坑井」は、シェールオイルの開発工程の前半部分の「掘削」と、後半の「仕上げ(掘削した坑井に水と砂を高圧で注入し、原油を抽出できるようにする処理)」の間に位置する、掘削が完了したがまだ仕上げが行われていない開発途中の坑井を指します。

これは将来のシェールオイルの生産を担う“予備軍”と例えられることがあります。

予備軍とは、掘削が完了し、残りの作業である仕上げを行えば生産が可能になる状態であるため、ゼロから開発を開始するよりも短期間で生産を開始できることを例えた呼び方です。

今月のデータで、この「掘削済・未仕上げ坑井」の数が過去最高を更新したことが明らかになりました。

昨日の「米シェール、新規油井の生産効率も復活」で記したように、米国では現在、予備軍の増加と、その予備軍が油井として実際に生産段階に移った時に見込まれる生産効率の向上が同時に起きていると考えられます。

これらのデータは、将来の米国のシェールオイル主要地区の原油生産量が増加する可能性を示唆するものであり、米エネルギー省が先月公表した、米国の原油生産量が来年に1970年の水準を超える(推定で日量1000万バレルに達する)という見通しを補完するものであると筆者は考えています。

図:米シェールオイル主要7地区の掘削済・未仕上げ坑井の数  単位:基

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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