原油は強材料出尽くしで弱基調へ

 11月の各種月報が明らかになったが、いずれも弱気な内容だった。

 7日に米EIAが発表した月報では、2018年の世界の石油需要の伸びを前月の日量42万バレル増から同41万バレル増に下方修正している。米国の2018年の原油生産は前月の同68万バレル増から同72万バレル増に上方修正している。

 13日にOPECが発表した月報では、世界の石油需要の伸びを前月の同138万バレル増から同151万バレル増に上方修正した。また、2018年のOPEC産油国の原油生産を同3259万バレルと予想しており、10月の産油量の同3342万バレルを下回るとしている。ただ、サウジの自己申告による10月の原油生産は同1005.6万バレルとなり、前月よりも8.3万バレル増加し、減産目標の同1005.8万バレルに匹敵する水準まで生産が回復していることも明らかにしていた。OPEC産油国の場合、自己申告との乖離も目立つだけに、100%の減産達成率に対する懐疑的な見方も少なくない。

 IEA月報では2017年、2018年の世界の石油需要の伸びをそれぞれ前月から10万バレルずつ下方修正している。また、原油の供給過剰は2018年前半まで続くとしている。

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