ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり36トン~133トン。週末前(16日)の価格はキロあたり41.70~42.75バーツ、RSS3号タイ主要港12月積は158~159セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(10月20日現在)は5,784トンと前旬比482トン増加、同月中旬の入庫1,454トン、出庫972トン。

【前検】11月後期のゴム品質検査請求枚数は204枚。検査日は22日。

◆展開予想

 連休明けの東京ゴム市場は、ベトナム中部から中国海南省にかけての豪雨による洪水被害の報道に上海ゴム主導で堅調に始まり、一時、先限は205円台を回復したものの、同地域における天然ゴム生産に与える影響は皆無であった為、失望売りに反落。「米国税制改革実施への懸念」が広がったことで米国ドルが下落したことから、東京ゴムは下げ足を早めることとなり、先限も10月末以来の191円割れ水準に落ち込んだ。週末現在の先限は191円前後で取引されている。週の高値は205.5円、安値は190.2円。産地価格が低迷する中、上海・東京両消費地市場は下げ渋り、両市場には、今後、大量の貨物が入着してくる恐れがある。

 罫線は反発の機会を逸したように見え、直近の安値である190.2円を下に抜けると、更なる下落が予想される。RSIは40付近と若干売られ過ぎの水準であるが、押し目買いには注意が必要である。今後は205円を上値の目途とした、戻り売り優勢の展開が予想され、185円台への急落の恐れも出てくるだろう。

 当先の鞘は、依然、順鞘10円前後で推移しているが、上海・東京両市場の取引所在庫が大きく増加に転じる様であれば、東京ゴムの順鞘幅は15円近くまで拡大する可能性が高い。
 

 

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