2年9か月ぶりの水準まで増加したパーミアン地区の稼動リグ数

原油反落。米国の稼動リグ数の増加などで。56.81ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの反発などで。1276.3ドル近辺で推移。

上海ゴム反発。14165元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ342.9ドル(前日比3.5ドル縮小)、円建てで1245円(前日比12円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 日足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「2年9か月ぶりの水準まで増加したパーミアン地区の稼動リグ数」

先週金曜日(日本時間土曜日)、米石油開発サービス会社のベイカーフューズ社より、米国で石油掘削のために稼動している掘削機(リグ)の数が公表されました。

これは週次で公表されるデータで、先々週はリグ数が減少し、そのことが原油価格の上昇の一因と報じられました。

そして、先週金曜日、最新のデータが公表されました。その内容は、前週比9基増加というものでした。

この9基増加について、そのうち6基は、シェールオイル主要地区の1つである「パーミアン地区」での増加によるものでした。

パーミアン地区は、テキサス州の西部、一部がニューメキシコ州にまたがる、7つのシェール主要地区の中で最も原油生産量が多い地区です。

また、パーミアン地区の別の特徴として、シェールの開発段階で発生し得る「DUC(drilled but uncompleted)」と呼ばれる、掘削(穴掘り)が完了したものの、仕上げ(掘削後、高圧で水と砂を注入する処理)が完了していない油井の数が、7地区の中で最も多い点が挙げられます。

このような米国のシェールオイル主要地区で中心的な地区であるパーミアン地区で、以下のグラフのとおり、稼働リグ数が2年9か月ぶりの水準まで増加していることは、米国のシェールを中心とした原油の開発・生産の活動が、足元の原油価格の上昇を受けて活発になっていることを示していると見られます。

今晩、OPECの月報が公表されますが、米エネルギー省が米シェールオイル主要地区の原油生産量等の月次データを公表するタイミングでもあります。

最新のデータに注目したいと思います。

図:パーミアン地区の石油掘削のための稼働リグ数  単位:基

出所:ベイカーフューズ社のデータをもとに筆者作成

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