ゴム週刊情報

◆ファンダメンタルズ

【産地】タイ主要原料シートゴム現物市場の取引量は一日当たり36トン~68トン。週末前(10日)の価格はキロあたり43.69~44.89バーツ、RSS3号タイ主要港12月積は161~162セント。

【在庫】最新の全国生ゴム営業倉庫在庫(10月20日現在)は5,784トンと前旬比482トン増加、同月中旬の入庫1,454トン、出庫972トン。

【前検】11月前期のゴム品質検査請求枚数は164枚。検査日は10日。

◆展開予想

 連休明けの東京ゴム市場は、サウジアラビアの政情不安による原油高騰と、東南アジアを襲った豪雨に堅調に始まり、先限は一カ月ぶりの207円台を回復。しかしながら、上海ゴム市場指定在庫の増設と約20万トンの年内期限切在庫の存在が上値を圧迫。東南アジアの豪雨被害も軽微であったことから東京ゴム市場も失望売りに反落。週末現在の先限は200円前後で取引されている。週の高値は207.0円、安値は198.3円。産地価格が低迷する中、上海・東京両消費地市場は下げ渋り、両市場には、今後、大量の貨物が入着してくる恐れがある。

 罫線は反発の機会を逸したように見え、一目均衡表の転換線である199.1円を下に抜けると、更なる下落が予想される。RSIは45前後と買われ過ぎではないものの、買える水準ではない。今後は205円を上値の目途とした、戻り売り優勢の展開が予想され、195円台への急落の恐れも出てくるだろう。

 当先の鞘は、依然、順鞘10円前後で推移しているが、上海・東京両市場の取引所在庫が大きく増加に転じる様であれば、東京ゴムの順鞘幅は15円近くまで拡大する可能性が高い。
 

 

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