ロシアが減産に前向きになれるシンプルな理由とは?

原油上昇。中東情勢の混迷などで。57.05ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの下落などで。1287.0ドル近辺で推移。

上海ゴム横ばい。13860元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ346.4ドル(前日比2.8ドル縮小)、円建てで1257円(前日比8円縮小)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 日足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ロシアが減産に前向きになれるシンプルな理由とは?」

プーチン大統領が先月、モスクワで開かれたエネルギーフォーラムで、現在実施している減産を延長することについて、前向きな発言をしました。

その内容は「延長する場合は、少なくとも18年末まで行うべきだ」というものでした。

昨日のコラムで述べたとおり、現在行われている減産の順守率は100%を超えており、その立役者は非OPECであるとみられます。

減産に参加している非OPEC10か国に占めるロシアの割合はおよそ60%と推定されます。

つまり、ロシアが現在の減産をけん引していると言っても過言ではないと考えられます。

なぜ、ロシアは減産に前向きになれるのでしょうか?

原油価格が反発して減産のデメリットが縮小したことの他、以下のグラフのとおり、それまで長期的な増加傾向にあった原油(2次供給を含む)の生産について、今回の減産が始まる前の数ヶ月間、生産のスピード加速させ、“削減余地”を作っていたことが要因であると筆者は考えています。

ロシアは減産を順調に行っているとみられる現在においても、この5年間における高水準の量の生産を続けている訳です。

サウジアラビアのように上限ギリギリまで生産量を増やすようなひっ迫感はロシアにはないとみられます。

今後も、今と状況が変わらなければ、ロシアが引き続き、減産体制の影の(?)リーダーとして減産をけん引していくと考えられえます。

図:ロシアの原油生産量(2次供給含む)の推移  単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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