トウモロコシは長期的な弱基調へ!?

 米農務省は9日、今季4回目の生産高予想と需給報告を発表したが、トウモロコシに関してはかなり弱い内容が示されることとなった。

 米国トウモロコシの生産高予想は145億7800万ブッシェル(イールドは175.4ブッシェル)、米国の期末在庫は24億8700万ブッシェル、世界の在庫は2億0386万トンで、いずれも事前予想上限を大きく上回る水準である。ちなみに、前月に米農務省が発表した米国トウモロコシの生産高予想は142億8000万ブッシェル(同171.8ブッシェル)、米国の期末在庫は23億4000万ブッシェル、世界の在庫は2億0096万トンで、そのいずれも今回は大きく上回っている。

 注目は主産地のイールドが大幅に引き上げられたことで、アイオワは197ブッシェル(前月191ブッシェル)、イリノイは198ブッシェル(同192ブッシェル)である。この主産地2州だけで1億4370万ブッシェル分、生産高予想を押し上げている。

 収穫遅れによるイールドへの悪影響を市場では警戒する向きもあったが、今回のイールドの大幅な上方修正で、取り越し苦労だったといえる。成熟したトウモロコシの収穫が遅れてもイールドに与える影響は皆無ということを改めて認識させる内容でもあった。
 

 

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