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10月のイラクの原油生産量はどれくらい減ったのか!?

原油反落。利益確定の売りなどで。56.84ドル近辺で推移。

金反落。ドルインデックスの反発などで。1277.3ドル近辺で推移。

上海ゴム弱含み。13910元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ349.0ドル(前日比1.9ドル拡大)、円建てで1266円(前日比6円拡大)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京原油 1時間足 (単位:円/キロリットル)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「10月のイラクの原油生産量はどれくらい減ったのか!?」

9月25日にクルド人自治区で独立を問う住民投票が行われました。結果は、独立賛成が9割超、というものでした。

この結果を受け、すぐさま、トルコのエルドアン大統領が、クルド人が自治を主張するキルクーク地区で生産される原油を地中海から海外へ輸送する際に経由するトルコ国内のパイプラインを閉鎖する意向を示しました。

そしてその後、イラク軍がキルクーク地区の油田などを完全に掌握したと報じられました。

住民投票後は、さまざまな情報が飛び交い、実態が見えにくい状況となっていました。

このような状況の中、昨日、米エネルギー省(EIA)が公表した短期見通しで、主要な公的機関として初めて(?)、イラクの10月の原油生産量を公表しました。

日量50万バレルとも言われるキルクーク地区の原油供給量を加味した10月のイラクの原油生産量は、9月比で日量19万バレル減少となる日量436万バレルでした。

思ったほど減っていない、というのが筆者の率直な感想でした。

キルクーク地区からの供給が大きくは減少しなかったのか? 同地区からの供給が減少したものの、イラク国内のその他の地区の生産量が増加したのか?詳細はこのデータだけでは分かりません。

とはいえ、この結果、イラクの10月の原油生産量は2017年1月からはじまった減産期間において最も少なくなり、OPEC全体の減産に貢献した格好となりました。

EIAのデータでは、イラクを除くOPEC13か国の10月の原油生産量は、9月比微増(日量5千バレル増加)となっています。

来週月曜にOPECが、翌日の火曜日にIEAが各国の生産量を公表します。改めてイラクやOPEC全体の10月の生産量を確認してみたいと思います。

図:イラクの原油生産量の推移  単位:百万バレル/日量

出所:米エネルギー省(EIA)のデータをもとに筆者作成

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