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インドの天然ゴム最新事情~タッピング遅れ、過剰生産、補助金政策

★ 世界第5位の天然ゴム生産国であるインドではその主産地のケララ州で降雨が続いており、タッピングの最も多くなる季節に作業の遅れが生じている。

★ 先週ベトナムで開催された第10回目の国際天然ゴム生産国会議(Association of Natural Rubber Producing Countries=ANRPC)においては、多くの時間が討議に費やされた。その結果、①2017年の天然ゴムの生産過剰は5万トンに過ぎず世界の市場規模からして取るに足らないものである、②おそらくゴム価格は天然ゴムの需給というより、もっと違う商品全体の一般的な動きが影響しているのではないか――との結論に至ったという。

★ インドでは、価格が安いため、より大きなコストのかかるゴムシートで売るよりはラテックスの状態で売る方が好まれているという報告もあった。ことに小規模生産農民はラテックスのまま販売しているという。

★ インドの天然ゴム生産農民は、ケララ州政府による第三期の価格補助施策を期待しているという。これは市場価格と150ルピー/kgとの値差を政府が補填するというもの。7000の天然ゴム生産農家が補助金の対象となっている。7月~8月にかけて生産した天然ゴムに対して、11月末に補助金が交付されるという。これまで第二期までに79億ルピー(約138億円)の補助金が交付されている。

★ 一般的にこの時期のインドの天然ゴム価格は生産シーズンのため下落するが、今年も▲5%下落して127ルピー/kg(約223円)となっている。このまま雨が続けば少し高くなるものと予想されている。逆に雨が止めば集荷が進み、価格は一層下がり、115~120ルピー/kgになるだろうという。
 

 

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