原油市場、投機筋の買い越し幅は40万枚を目指す!?

原油上昇。サウジを中心とした中東情勢の混迷などで。52.27ドル近辺で推移。

金上昇。ドルインデックスの反落などで。1279.6ドル近辺で推移。

上海ゴム横ばい。14100元近辺で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ347.1ドル(前日比1.4ドル拡大)、円建てで1260円(前日比変わらず)。価格の関係はともにプラチナ<金。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キログラム)

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「原油市場、投機筋の買い越し幅は40万枚を目指す!?」

昨日に続き、原油市場の投機の動きについてです。

以下のグラフはNY原油先物市場の投機筋の買い越し幅(買いポジション-売りポジション)の推移です。

先月31日時点でおよそ30万枚となり、今年3月の水準まで増加してきています。

サウジを中心とした中東での懸念、OPEC減産の延長への期待、稼働リグ数などのこれまで弱気材料だったデータの改善などがあり、こうした動きに投機が乗じ、買いを増やし、売りを削減していると考えられます。(買い・売りそれぞれの動向は昨日のコラムをご参照ください)

現在のおよそ30万枚の買い越し幅が、今後増加したとすると、どの程度まで増加するか?という問いについては、グラフに引いた直近高値の40万枚が一つの目安になってくると思われます。

仮に向こう数週間、投機の傾向が変わらず、買い越し幅が40万枚を目指す展開になれば、この投機の動きが上昇トレンドの最中にある原油市場の上値をさらに伸ばす働きをすると考えられます。

このまま買い越し幅が増加していけば、月末のOPEC総会の頃、40万枚に達している可能性がありますが、40万枚に到達と同時にOPEC総会で減産延長が決定して延長への期待という上昇要因がなくなった場合、投機の方向が転換する可能性もあると思います。

投機筋のポジションについては、毎週金曜日にその週の火曜時点の内容が公表されます。

引き続き注目していきたいと思います。

図:NY原油先物市場における投機筋の買い越し幅の推移  単位:枚

出所:米商品先物取引委員会(CFTC)のデータをもとに筆者作成

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