天然ゴム市場分析

 天然ゴム生産世界3位のベトナムの南部で洪水が発生し、天然ゴムやサトウキビ、米、コーヒーなどが被害を受けました。そして、インド南部での大雨による天然ゴムのタッピング不足も報告されております。それを受けて週明けの上海ゴムや東京ゴムが大幅高となりました。

 タイ災害対策機関によれば、10月10日から10月29日にかけての大雨による洪水被害は、タイ北部~中部~東部において23県78郡で12万5716世帯に及んだと発表しております。ラニーニャ現象の兆候により東南アジア側の西太平洋熱帯域の海面温度が2カ月前よりかなり上昇しているので、今回のタイ北部~中部~東部の雨季後半に洪水被害が多発したようです。それでもタイ中部は、先月末で雨期明けとなりました。しかし、天然ゴムの主生産地となるタイ南部の雨季は10~12月であり、特に雨季後半となる11~12月に降水量が増加する傾向があります。しかもラニーニャ現象の兆候が年末に向けて更に活発化することが予想されており、西太平洋熱帯域の海面温度が更に上昇する見通しです。気象庁の先月の発表では、「ラニーニャ現象時の特徴が明瞭になりつつある。」と指摘しておりました。

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