週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.69ドル高の54.26ドル、ブレント原油は同1.22ドル高の60.53ドルとなった。

 前週末10月27日はイラク軍の停戦といった地政学後退要因もあったものの、サウジアラビアのムハンマド皇太子の協調減産延長を支持する発言などを好感し上昇地合いが続いた。また、ブレントが60ドルを上抜けたことでテクニカルの買いも加速して大幅に上昇した。

 今週も序盤は週末の流れを引き継ぎ堅調地合いが続いた。30日は米株価指数の急落に圧迫されたものの、世界銀行が2018年のWTI原油の予想価格を56ドルと引き上げたことなどから小幅ながら反発した。翌31日も続伸。米国原油在庫が減少予想となったことや10月のOPEC原油生産の減少、米株価の反発などもあり底堅く推移した。また、1日早朝に発表されたAPI石油統計で原油在庫が約500万B減少と予想を上回り、製品在庫も大幅取り崩しが示されたことで上げ幅を大きく拡大し東京時間を迎えた。翌2日はAPI統計を受け高値での推移が続き、EIA統計への期待からWTIで一時55ドルを上抜けたもの、EIAの原油の取り崩し幅はAPI統計に届かず投資家の利食い売りが促進され前日比では小幅に下落して引けた。

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