金相場の弱基調がより鮮明に!!

 26日のNY金は10月6日以来の1270ドル割れをみせた。10月6日は米雇用統計発表直後に1262.8ドルの安値を付けたが、その後は地政学リスクをキッカケにして1300ドル台まで大きく買い直された。しかし、結局は行って来いの下げを強いられ、また1260ドル台に値を消している。

 ECB理事会で、資産買い入れ期間を来年9月もしくは必要に応じて9月以降も延長する金融政策が発表された。ドラギECB総裁も量的緩和の終了時期を示さず、再延長に含みをもたせたことで、利上げ観測が一歩後退し、欧州市場での金利低下がみられ、ドル高・ユーロ安が進行、NY金の1270ドル割れの要因になっていた。

 金利を生まない金にとって、金利低下は支援材料になるが、ドル高・株高が進行したため、支援材料に評価されなかったといえる。

 ひとまず、期近12月限の一代足でみる200日移動平均線で下げは一服しているものの、11月にはこれまで何度も指摘しているように、NY期近12月限の整理商いが本番を迎える。12月の米利上げ観測が根強い中、利上げを前にして、買いポジションの乗り換えは消極的にならざるを得ない。昨年も12月の米利上げ観測を嫌気して、11月にNY金が急落した経緯もあり、100ドル以上も急落していた。
 

 

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