白金が再び脚光を浴びる時

 いずれにしても、現在もっとも効率よく触媒の働きをするのが,白金であることは論を待たない。現在、白金価格は1000ドルを割り込む水準で推移しているが、ピーク時の半値以下であることを考えれば、使用に躊躇するレベルではないだろう。燃料電池の開発は“省白金化”を促すが、量産化のメドがたてばトータルの需要量は増加するだろう。

 NY白金はパラジウムとの比価で1.3を割り込んでおり、東京市場での金との逆ザヤは900円を超えている。白金の割安感が強い状況だが、中国発の燃料電池車開発・販売がこの状況を徐々に覆していくのではないか。特に、東京市場での金との逆ザヤを見ると、昨年は1000円を超えるところで3度跳ね返されており、逆ザヤの限界幅を示唆しているようだ。今後も逆ザヤが拡大して1000円を超える場面では、白金の割安感が意識されるだろう。日足を見ると、昨年の高値3855円(8月12日)と安値3045円(1月21日)の半値押しである3450円レベルでサポートされて反発しており、押し目が完了した可能性がある。

 さて、今月21日にはTOCOMで、プラチナスポット取引が始まる。1枚=100グラムから取引でき、現受けも可能。白金が近い将来、再び脚光を浴びることを考えれば、決済期限がないため、値上がり益を期待して、気長に投資してもいいだろう。また、将来の需要増加を期待して現受けをしてもいいだろう。
 
SAYA0316
 

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