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南ア・労使交渉開始(白金)

 さらに、今週は世界最大のプラチナ生産国の南アフリカで、白金鉱山の労使交渉が開始する。今年の交渉はインパラ・プラチナム(インプラッツ)が12日、ロンミン、アングロ・アメリカン・プラチナム(アンプラッツ)が14日に開始される予定。これら、南アの鉱山会社との賃金交渉で、鉱業建設労働組合(AMCU)は47%の賃上げを要求する見通し。

 長く続いた白金価格の低迷で、労使の溝は深く、2年前のように長期のストライキ突入などの事態に陥れば、金と白金の価格差は、急速に縮小る事もあろう。

 ドル円は、一目基準線の位置する103円半ば~心理的節目105円水準では、戻り売り圧力が高まりそうで、NY金は値幅でなく日柄でポジション調整する可能性がある中、白金は供給リスクが高まれば、金よりも大きく上げる事で鞘の修正が行われるだろう。

 雇用統計以降のNYダウは急伸・続伸しているが、雇用統計が強気だったからでなく、「早期利上げには踏み切れない=緩和状態が続く」との観測(期待)から上昇している側面も強く、史上最高値圏にあるNY株価上昇が継続性のあるものなのか、それともダマシとなるのか否かに注意したい。今週は、米国の主要企業の4-6月期決算発表が始まる。決算の数字が米景気回復への信頼感を高めるのか否か、また、米連邦準備理事会(FRB)高官の発言が多く予定されており、現状認識がどうなのかを確認したい。

 週後半には、米国や中国の景気指標と共に、イングランド銀行(英中銀)の金融政策委員会も注目される。市場では、7―9月期に1回の金融緩和が予想されているが、今回利下げとなれば英ポンド安が加速、クロス円の下落を通じた円高圧力にも円建て相場には注意。

 金との価格差逆転状況が長く続いているのは、将来的な触媒需要の構造変化を先取りしている可能性もあり、南アの供給リスクが高まらなければ、もうしばらく価格差逆転が続くシナリオもあるだろう。
 
MC2
 

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