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ファンダメンタルズの弱さ目立つ大豆相場

 以上のことから、9日の米農務省発表はかなり弱気な発表になると想定される。10月中旬にかけてポスト=ハーベストの動きから自律反発をみせた後、実勢悪から12ドルを挟む水準まで売り直されたシカゴ大豆相場であるが、9日の発表を嫌気して急落することが予想される。
 さて、タイの大洪水でラニーニャ現象が注目されている。ラニーニャ現象は作付け期を迎えた南米に干ばつもたらすことも多いが、ここまでは適度な雨に恵まれるなど、作付けに理想的な天気が続いており、天候リスクを手掛かりにして相場が基調を変えることは現時点では考えにくいといえる。
 欧州の問題でファンド筋の投資マインドに現在のシカゴ大豆も大きく左右されているが、9日の需給報告をキッカケにして再び下値探りの展開になるだろう。10月30日にCFTCが発表した取組内訳で、ファンド筋の大豆市場でのネットロングが前週からほぼ半減し、6万枚台に落ち込んでいる。この水準は1年以上振りの低水準で、ファンド筋の買いポジションが急減したことが大きく影響している。近い将来、ネットショートに転じるとみられる。
 東京市場は期先限月のサヤが大きく買い進まれているが、そのサヤ修正も想定され、大豆のファンダメンタルズの悪化も踏まえて、期先中心に戻り売りスタンスが賢明とみる。

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