週刊石油展望

 過熱感もありペースは鈍ると思われるが、引き続き上昇トレンドは維持すると予想する。前述のように5月にロシアで再度産油国会合、6月2日にOPEC総会が予定されており、増産凍結に向けた動きへの期待は根強い様子。米原油在庫は依然として高水準ではあるが、増加ペースは鈍っており生産も低水準だ。また、長期的なドルの買われ過ぎ感や米利上げ時期遠のき観測によるドル安傾向が続いていることも下支え要因となるだろう。ただ、米シェール企業の採算ラインが現状で40~50ドル程度となっており、ドーハでは合意できなかった増産凍結会合が合意に至れるかも不透明である。“sell in May”の格言も、ファンドの海外原油の買い玉が膨らんでいるので意識されるか。押し目買い優位ではあるが、ロシア会合が予定される5月に入るので、当局者の発言には注意したい。
 
NY原油チャート
 

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