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非鉄金属銘柄の急落に巻き込まれた天然ゴム

今年は、エルニーニョ現象の影響を受けて5月頃から東南アジア周辺国で干ばつ被害が拡大しました。タイと共に世界最大の生産国となるインドネシアでは、34州中で20州が厳しい干ばつ被害に陥っているという報告もあり、今年の天然ゴム生産が1割ほど減少するとの指摘もあるようです。天然ゴムの主生産地となるタイでは、10~12月が多雨期とされており、雨期明けの1~3月が天然ゴムの増産期とされております。しかし、多雨期に十分な降雨が得られないことから、増産期に突入しても例年ほどの生産増加とはならないとの意見もあるようです。気象庁によれば、現在発生しているエルニーニョ現象は、冬季に勢力が最大となり、来年春頃まで続く見通しです。
世界最大の自動車販売大国となる米国市場と中国市場で自動車の販売台数が急増し始めたことは注目でしょう。そして、中国のゴム輸入が10月から急増しており、5月頃から主生産地の天然ゴム生産がかなり減少傾向を示しております。こうした天然ゴム市場を取り巻くファンダメンタルズはかなり改善して来たようです。しかし、どうしても非鉄金属全体のダウントレンドが止まらないことにより、上海ゴムや東京ゴムも軟調地合いを強いられているようです。11月と12月の中国の輸入総額が急増する傾向もあることから、非鉄金属全体のダウントレンドが止まれば、天然ゴムが急反騰となる可能性もあるのではないでしょうか。

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