ゴム市場分析「価格低迷の理由」

一方、記録的な勢力を誇るエルニーニョ現象の影響を受けて東南アジア周辺国の多くが干ばつに苦しんでおり、天然ゴムの生産減少も伝えられております。また、天然ゴムの主生産国では、10~12月の多雨期に降水量がかなり少ないことから、雨期明けで増産期となる1~3月の天然ゴム生産がそれほど望めないとの意見もあります。
銅や天然ゴムが需給に反した値動きとなっているという意見も多いようですが、株価指数先物への規制強化により、上海銅などが中国株保有投資家のヘッジ売りの対象とされているようです。上海総合株価指数は、8月26日の安値から20%ほど上昇した水準で9営業日ほど小動きを続けております。しかし、13億人強の人口を有する中国で一人っ子政策が10月29日に撤廃されたことは、良い景気刺激策となりそうです。また、中国の新しい5カ年計画の骨組みが数日中に公表されることから、それも良い景気刺激策となりそうです。あと1%ほど上海総合株価指数が上昇すれば、テクニカル的に「強気相場入り」となることから、そうなれば保有している中国株に対する「上海銅などへのヘッジ売り」の必要性も無くなることにより、上海銅を中心として上海非鉄金属銘柄や上海ゴムなどが上昇基調に転じる可能性もあります。そうしたことから、中国株が強気相場入りとなれば、東京ゴムへの強気参入も一考ではないでしょうか。

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