週刊石油展望

 引き続き上値の重い展開を見込む。先週の米EIA統計で4週連続の原油在庫減少が示され、需給改善見込みから押し目では買い意欲の強さはある。6月5日にはOPEC総会が予定されているが、OPEC各国は輸出拡大方向に舵を切っており、各国の要人は生産枠を変更しないスタンスを示していることから、減産はあまり見込まれない。このことから、総会までは様子見姿勢ながらも弱含みが予想される。しかし、今週は週末の米雇用統計を始め、欧米共に主要な経済指標発表が相次いでおり、為替相場の変動による原油相場への影響には注意が必要である。ただ、前述のように今週はイエレンFRB議長を始めとした年内利上げを示唆する発言が続いたことからドルは強含むと考えれ、こちらも原油相場の上値を圧迫する要因となるだろう。地政学的リスク等には注意が必要だが、上昇した場面では戻り売りスタンスを維持したい。

NY原油チャート

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