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上海ゴム相場とともに修正安の動き

高値1万3635元から5日午前時点で一時1万2680元まで下げ、この間955元安、下落率は7%の修正安に至っている。上海ゴム相場はまだ上昇トレンドが崩れたとは断言できないが、ここから一段下げとなった場合は下値支持線を割り込み、一段と下落に拍車がかかる可能性がある。

上海ゴム相場が上値重くなっている背景には、中国のタイヤ向けを中心とした天然ゴム需要に対する先行き不安がある。中国のタイヤ需要を推し量る統計に新車販売台数が挙げられるが、1月の同台数は前年同月比7.6%となり23カ月連続の前年同月比ブラスで推移しているものの伸び率は2ケタ伸びが続いていた2013年以降は鈍化している。2月もプラスが維持されると予測されているものの、やはり伸び率は鈍くなる見通しである。2月は春節による長期休業という側面はあるものの、日本車の場合は日産とホンダが前年割れとなるなど苦戦するメーカーも少なくない。

国際ゴム研究会(IRSG)によると、今年の中国のタイヤ部門における天然ゴム消費量見込みは380万4000トンで、これは前年の358万4000トンに対し22万トン、率で6.1%の伸びになると予測、今の時点ではその予測は正しい方向にある。しかし、根強い中国景気に対する腰折れ感があるため景気鈍化が鮮明になるとともに新車販売が落ち込んでくるのであれば、必然的に消費見込み量は下方修正を余儀なくされるはずだ。

このような一連の状況が、中国や日本の天然ゴム市場に慎重な見方を誘うとともに、早めの上値修正につながっている可能性がある。■

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