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ゴム市場「産地のワイルドカードと上海ゴム」

先週末の上海ゴムの出来高が約140万枚を記録しました。しかも2日連続100万枚を大きく上回る大商いを記録しております。特に注目は、5月限の出来高が、先週前半まで30万枚を割り込んでいたものの、先週末に90万枚を突破したことです。一方、これまで取引中心限月でした1月限の出来高は、20万枚程度にまで激減しました。上海ゴムの取引中心限月は、先週末に1月限から5月限へと一気に移動したことになります。これまで取引中心限月であった1月限は、4ヶ月前の1万6000元付近で本格的に取組まれた限月であり、その後の大幅下落により売り方が値洗い的に優勢であり続けました。そして取引中心限月の移動により1万2500元付近で1月限の取組みの大半が決済されて新取引中心限月となる5月限にその多くが乗り換えることになったようです。当然ながら1月限の売り方は大きな利益を確定して5月限に乗り換えることとなり、その勢いが先週末の上海ゴムを下落させたとの見方もあります。5~6年以上前のことですが、東京ゴムが世界の天然ゴム市場の中心的市場であった時は、東京ゴムの納会・新甫で天然ゴム市場全体のトレンドが変化する傾向もありました。その原因は、東京ゴムの取引中心限月が新甫限月に移動することにより、内部要因が一変することと見られておりました。しかし、今では、東京ゴムに変って上海ゴムが天然ゴム市場の中心的市場となっております。天然ゴム消費量でも中国は世界消費の約34%を占めており、日本の消費量は「中国の約5分の1」となっていることから、名実共に中国の天然ゴム市場が、世界の天然ゴム市場の中心的存在となっております。そして、上海ゴムは、4ヶ月に1度のサイクルで取引中心限月が移動します。

上海ゴム5月限

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