週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.51ドル高の92.54ドル、ブレント原油は同0.74ドル安の97.01ドルとなった。

 WTIは米経済の回復などから上昇も、ブレントはリビア・イラクからの供給増や欧・中の景気減速懸念、ドル高により続落。先週末はEIA統計での原油在庫増加が相場の重しとなる中、米国の利上げ早期化観測からのドル高を受けWTIは続落、ブレントは短期的な下げ過ぎや週末前のポジション調整から反発となった。週明け22日は中国財経相が景気刺激策観測を否定、米8月の中古住宅販売件数も予想を下回り、買い材料なく原油相場は下落。ただ、23日は中国の9月の製造業景況感の改善や米ガソリン相場が現物価格の上昇を受け4日ぶりの水準まで戻したことからWTIは上昇、一方ブレントはリビア・シャララ油田の操業再開やイラクでは9月の原油輸出が5月以来の水準に増加したことを受け下落とまちまち。しかし、24日のEIA統計で原油在庫が427万バレル減と予想(75万バレル増)以上の大幅減少となったことで切り返すと米経済指標の改善もありWTI、ブレント共にそろって上昇となった。ただ、25日は序盤こそカナダでの製油所トラブルを背景としたガソリン相場の上昇から原油相場上昇も、米株式が200ドル超の大幅下落につられ上げ幅を縮小、WTIは小幅下落、ブレントは小幅上昇となっている。

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