「金は底値形成期へ」

22日、米国防総省はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の掃討を目指す米有志連合が、シリアの「イスラム国」拠点に対し初の空爆を実施したことを明らかにした。作戦は現在進行中であり、現段階で詳細は公表できないとし空爆に参加している国名を明かしていない。ただ、イスラム国の影響拡大を懸念する複数のアラブ諸国(バーレーン、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)が攻撃に参加している事が伝わっている。これを受けて、23日のNY金相場は上昇した。電子取引では一時前日比19ドル高の1237.0ドルまで上昇した。地政学的リスクで急上昇した一時的な高値は売り狙われるのが1991年以降のパターンだが、この日も陽線ながら高値から反落して上ヒゲとなり、前日比4.1ドル高の1222.0ドルで引けた。ドル高を受けて、金相場は下落基調が続いていたが、今回の反発をきっかけに下げ止まり、値固め局面に移行する可能性がありそうだ。テクニカル的に見れば、NY金のRSI(相対力指数14日)は20%台まで下落していることから、自律反転の可能性が高まっていた。NY金に関しては、22日の安値1208ドルは維持され、産金コストの節目と目される1200ドルが維持されたのは、象徴的な動きと言えるかもしれない。

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