上海ゴムが下げをリードする 在庫圧迫は簡単に解消せず

 東京ゴム先限は9月11日にキロ当たり186円30銭まで売られたあと反発したが、先週18日の195円50銭まで9円20銭しか切り返せなかった。それどころか、200円大台を取れなかったばかりか、19日には再び180円台に落ち込むなど、足取りがきわめて悪い。

 足取りが悪いといえば、上海ゴムの中心限月である2015年1月限は19日に、ついにトン当たり1万2,000元台に水準を下げた。この限月は7月29日に1万6,145元の高値を出したあと急落。9月19日には1万2,780元まで水準を下げた。その下げ幅は3,365元、1人民元17円77銭で計算するとトン当たり5万9,800円、つまり、キロ当たりにすると約60円にもなる。

 東京ゴム先限が7月31日の213円90銭から9月11日の186円30銭まで27円60銭の下げ幅。シンガポールゴムRSS3号期近が7月29日のキロ当たり204セントから9月11日の162セントまでの下げ幅42セント(国内換算約45円)からすると、いかに上海市場の下げ幅が大きいか判る。

 上海ゴムがこれほど大きく下げるのは同取引所の在庫が16万トンからあり、そのうちの13万トンが2年間の供用期限が到来するものが多いためという。このうち、9,000枚(9万トン)が11月に期限がやってくるといわれるだけに、やはり、これが重石になっている。10月3日の金曜日には、同取引所から12月に供用期限がくるものがどれほどあるか発表されるはずで、その数字が多いと強い圧迫材料になるので目を離せない。

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