週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.55ドル安の92.98ドル、ブレント原油は同3.84ドル安の97.98ドルとなった。

 前週末5日は雇用統計にて非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことによる需要低下懸念により下落した。
 週明け以降も下値を模索する動きが続いた。中国の貿易収支で輸入の予想外減が示され需要の鈍化が懸念されると同時に、地政学も供給に支障なく下落が継続。EIAが米国の原油生産量の引き上げ見通しを示し原油価格見通しについて引き下げたことや、米国石油統計にて原油、製品ともに在庫が予想を上回ったことで失望売りを誘発した。ブレント原油が100ドルを下回ったころから各投資銀行にてサウジが生産調整するとの見通しを示し始めたものの、サウジはOPEC緊急総会の招集の必要はないとコメントし下落幅を広げたが、その後は、米対イスラム過激派やロシアの地政学リスクの高まりが意識され小幅ながら切り返す動きとなった。

 国内市況は元売りの市中買いは継続するものの陸海スポットマーケットと先物期近限月は値を沈めた。特にガソリン期近にはクラックの利食い売りが散見され大幅に下落したが、期先には投機家の買い支えが入っているようで海外の原油動向に比べ下げ足は微小なものとなった。

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