そろそろ商品は売られ過ぎ?

 昨年1月4日を100とした場合9月5日時点の指数で100を上回っているのは、38商品中約3分の1の、13商品のみである。一方世界の株価は、20市場中18市場、実に9割が上昇している。最も上昇したのはベトナムで約1.5倍、次いで日本の1.47倍、S&P500が1.37倍となっている。下がったのはロシアとブラジルだけである。一方通貨は、南アランドが▲25%下落し、ロシアルーブルも▲22%、インドネシアルピアとトルコリラが▲21%下落している。ドル円も▲19%円安になっている。
 商品で上昇したものは、パラジウム、NYコーヒー、NY天然ガス、東京原油、東京灯油、東京一般大豆、シカゴ大豆粕、東京ガソリン、東京プラチナ、東京粗糖、ロンドンコーヒー、LMEアルミまでである。

 最も下落の激しいのは、シカゴコーンの▲49%、大阪コメの▲40%、NY銀の▲36%、東京ゴムの▲36%、シカゴ大豆油▲34%、シカゴ小麦の▲29%、NY金の▲23%等である。
 これらの分析から何がわかるか?
 
 それは、株価は既に上がり過ぎであり、そろそろ天井を迎えるだろうということである。少なくとも今から1.5倍になることは多分無いだろう。逆に商品はこれだけ下がっていれば、そろそろ割安感が出ることだろうということである。
 
 9月2日までのファンドは金は1週を除いて5週間連続で売られており、これだけ長く売られた時期は、2008年7月と、2010年12月の2回しか無い。2008年の場合は、9月9日まで売られて、23日に大量に買われ、再び売られて11月から買いが続いている。2,010年末の場合は、2月1日まで売られてその後4週連続で大量に買われている。物事には反動がつきもので、金の売りは過去最大に長い売りが既に続いているということであり、そろそろファンドは買いに転じるころであるということである。

 9日のコモディティーインテリジェンス発行の週刊経済指標はこの辺りをグラフ化して過去の事例を見てみたいと思う。つまり、株価の上昇は過去にはどの程度続いたのか。その後どうなったのか、ファンドの売りが続いた後はその後どうなったのか等である。

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