週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比-0.26 ドル安の94.53ドル、ブレント原油は同-0.94ドル安の101.82ドルとなった。

 米国市場の3連休後の2日の欧米市場では、中国の8月製造業PMIや欧州の製造業関連指標の悪化を受け、需要減少懸念が広がり、WTI・ブレント原油共に大きく下落して始まった。さらに、ドル高が進行したことやWTI、ブレント共に直近の安値を下回ったことで、ストップロスの売りも入りWTI原油で3ドル、ブレント原油で2ドル以上の大幅は下落となった。 
翌、3日には昨日の大幅な下落に対しての修正から上昇して始まった中、ロシアとウクライナの停戦合意を受け急伸。また、原油在庫減少予想や株式市場の値上がりを受け、ほぼ一本調子で上昇して昨日の下落前の水準まで戻した。そのEIA在庫は、予想ほどの減少ではなかった事からやや軟調な材料であったこと、そしてECBの予想外の利下げによりユーロ安・ドル高が大幅に進行したことで、海外原油は下げる展開となった。ただし、ドル円では円安に振れたため国内換算としては、ほぼ変わらずで金曜日を迎えた。

 国内市場は、9月に入っても元売りによる市中調達姿勢に変化はなく、ガソリンを中心に買い継続の様子。 ただ、積極的な売りものはないものの上値では売り物も多い。いずれにしても月初という事も様子見ムード。灯油は、一部元売りの買付けや陸上市況の上昇を受けて下値での買い気は見られるが、方向感を探りながらの展開となった。
クラックは、現物市況の上昇を受けて、8月のお盆過ぎから売られていたガソリン当限を中心に先週比で上昇した。他の限月も連れての上昇となった。

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