週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.77 ドル高の94.79ドル、ブレント原油は同0.08ドル高の102.76ドルとなった。

 前週末8月22日はウクライナ情勢を背景に買いが先行するも、イエレンFRB議長の講演後にドル高、株安の流れとなったことや、リビアの原油供給増加観測を受けて反落となった。週明け25日はWTI原油がクッシング原油在庫増加観測を嫌気して続落となるも、ブレント原油、石油製品相場はリビアにおける戦闘激化やウクライナ国内でのロシアの戦車破壊等による地政学上リスクの高まりから反発となった。翌26日は米7月耐久財受注や米8月消費者信頼感指数等、米経済指標の予想を上回る結果を受けてWTI原油は一時1ドル超となる大幅な上昇となるも、終盤にかけては利益確定売りから上げ幅を削る展開となった。その後、WTI原油はクッシング原油在庫の増加を受けて一時下落する場面がみられたが、週末にかけてはイラクでの戦闘拡大や、米4-6月期GDPの上方修正を好感して底堅く推移した。一方でブレント原油もWTI原油と同様に買い支えられるも、リビアの原油生産が9月末までに日量100万バレルに達する可能性があると報じられたことを嫌気して上値重く推移したことから、対先週比でWTI原油ーブレント原油間のスプレッドは縮小となった。

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