ゴムの大底確認は9月かそれとも10月か

 東京ゴム先限は13日、ついにキロ当たり200円大台を割り込み一段安を演じた。各限月の一代の安値を見ると、8月限184円(6月5日)、9月限187円40銭(同)、10月限189円10銭(8月14日)、11月限190円30銭(6月5日)、12月限194円50銭(8月14日)、1月限196円20銭(同)となっていた。

 8月14日の安値が8月限184円80銭、9月限187円50銭、10月限189円10銭、11月限192円10銭、12月限194円50銭、1月限196円20銭だから、8月限、9月限、11月限が更に水準を下げると、軒並み一代の安値更新となる。このことは、完全に弱気優勢、強気劣勢を意味し、多少、相場が反発しても、そこを弱気筋に売られ再び下値を深くすることになりかねない。

 しかも、東京のゴム市場の商いは海外の投機筋が60%弱、国内の投機筋が40%強を占める構図になっている。一般的に海外投機筋は期先限月の商いが多く、新甫限月が生まれるとそこに乗り換えてくる。

 これによって、その投機筋は期先限月の主導権を握りやすいが、一方で期近限月にその力が及ばない。要するに、期先は人気次第で相場をリードすることは可能だが、期近は実勢を表して余り人気には左右されない。

 その当限(8月限)は25日(月)が納会だが、一部タイの輸出業者が機関店からまとまった現受けを予定しているが、これに対して、別のタイ輸出業者が現物を用意しており、現物が不足するようなことはまったくない。

 それどころか、東商取生ゴム指定倉庫在庫1万6,400トンの多くを手持ちしているタイ輸出業者が毎月渡物を用意しているだけに、9、10月限が強い圧迫感を受けること必至。まして、9月限以降は2社のタイ輸出業者がともに実弾を背景に売方として顔を揃えており、“利害関係”が一致するだけに、どのような価格が示現するか判らないのが正直なところだ。

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