大豆の旧穀の期末在庫が下方修正されるのではないだろうか?

 かなり大胆な予想で、かつ明後日には結果が出てしまうことであり、筆者にとってはリスクの高い予言であるが、大豆価格は明日8月12日の米国の需給報告により、少し反発するのではないかと思う。と言っても、既に先週末8日にかなりシカゴ大豆は反騰してしまっており、いまさらという感もあるが。
 大豆価格が上がるのではないかという根拠は、旧穀、すなわち2013/14年度産の米国産大豆の期末在庫、つまりこの8月31日の在庫量が7月の予想では1億4000万ブッシェルとされ、期末在庫率は、4.15%であった。かなり少ない水準であるが、6月の3.68%からは7月にその他の需要が▲6100万ブッシェル減少するというよく内容のわからない調整により嵩上げされている。しかし、7月の中国の大豆輸入量は、過去最高の747万トンを記録し、米国の7月末の週の週間輸出統計では、米国産大豆の累積輸出検証高は、4400万トンと、昨年の3584万トンより816万トン、22.8%多く、過去5年平均比では+810万トン、22.6%多い。明日12日(日本時間明後日の13日)に公表される需給報告ではこの旧穀の在庫が輸出の上方修正によって減少するのではないかとの思惑である。
 ご存知のように今年の作柄は先週8月3日時点で優杜陵が71%と前週の75%よりは▲4%落ちたが、それでも豊作と言える水準にある。つまり、新穀については上げ材料は少ない。しかし、旧穀の期末在庫が減少すれば、新穀の期初在庫が減少するため、14/15年度の需給も若干引き締まる。いずれにせよ4.5%の期末在庫率が下方修正されるのではないかというのが、強の予想である。

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