まさか(魔坂)が現実になる東京ゴム!?

 東京ゴムは揉合の様相を強くしている。その動きをケイ線(日足)で見ると、4月下旬から5月初めのざっと195円から210円での揉合と類似している。この時は揉合後の6月5日に190円30銭まで値崩れしたが、今回も同じようなケースになるような気がしてならない。いや、当時よりも環境が悪化しており、190円を一気に下回る可能性がある。

 確かに、上海ゴムは中国の景気回復期待から浮上しているように見えるが、これは、中心限月が従来の2014年9月限から2015年1月限に切り替わったからに過ぎない。2014年9月限は相変わらずトン当たり1万4,200元前後にとどまり、7月11日の安値1万3,800元から大きく上げられない。その原因が、『供用期限切れ現物が大量にあるため』ということらしい。しかし、その影響を受けにくい2015年1月限が果たして4月2日の1万6,175元を突破して1万7,000元に向かうことが出来るかどうか。

 供用期限が切れるからといって、その現物が消えて無くなるわけではない。在庫として残っている以上は大幅ディスカウントで処分される運命にあり、それが2015年1月限の反発力を抑制する恐れもある。中国の海南島、雲南省など国産天然ゴムの生産が増える時期にあることも、やはり、反発力を弱める一因になりそうだ。

 上海ゴムの日足をみると、7月21日のトン当たり1万4,085元(9月限)と1万5,125元(2015年1月限)との間に大きな窓(1,040元)が開いていることが分かる。1,040元のサヤ開きを日本円にすると、一元16円40銭でトン当たり1万7,056円、つまり、キロ当たりで17円もの開きは、あまりにも大きいといえまいか。とすると、今後、2015年1月限が下げて、ある程度の窓埋めを演じることが予想され、これが、東京ゴムの足を引っ張る恐れもある。

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