大豊作の下、まだまだ下値余地残すトウモロコシ

 8月12日に米農務省は今季初めての生産高予想を明らかにする。実地調査に基づく生産高予想になるため、これまでの机上の生産高と大きく異なる。
 7月の需給報告で示された生産高はトレンドイールドをベースにしており、138億6000万ブッシェルとなっている。平年並のイールドをベースにした生産高であり、現在の極めて良好な作柄をベースにした生産高が8月12日の生産高予想で期待されている。平年を100とした現在の作況指数は108であるため、これをトレンドイールドに加算すると、178ブッシェルになってしまうが、主産地のイールドがすでに180ブッシェルを越えているだけに、非現実的とはいい切れない。しかし、その後の天候リスクも警戒し、米農務省はやや消極的なイールドを採用するとみる。それでも170ブッシェルを越えることが予想される。
 170ブッシェルとしても生産高は142億3900万ブッシェルとなり、机上の生産高よりも4億ブッシェル近くも増加することになる。期末在庫は18億01000万ブッシェルだったが、20億ブッシェルの大台乗せも十分考えられる。この予測も控えめの予想であるだけに、さらに弱気な生産高を意識してシカゴトウモロコシの軟調地合いは少なくとも8月12日の発表まで続くとみるべきである。
 その発表までの日柄も十分あるため、新穀12月限の3.50ドルは通過点とみて、3.30-3.20ドルも意識される。

シカゴトウモロコシ月足

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事