豊作年の底打ちは早い。主役はコーンから大豆へ

作付面積・四半期在庫に続き、弱気の農務省(USDA)需給報告を受けてシカゴ穀物市場は、大幅続落となっている。過去の季節傾向通り、7月は年間で最も変動の大きい月だが、今年の豊作を織り込む格好で大暴落となっている。
天候相場の天王山と呼ばれる独立記念日も無事通過し、コーンにとっては、生産高に大きな影響を与える受粉期に大きな障害は出ない可能性が高まっている。今年の豊作水準を探る流れが継続しそうだ。
一方、大豆は生産高に大きな影響を与える着サヤが8月に控えており、今後の天候次第では、まだ上値リスクが残っている状況だ。足もとのチャート上の動きも、シカゴコーンが底打ちを確認できない状態であるのに対して、シカゴ大豆は底値固めへ移行しつつある雰囲気だ。

過去を振り返って見ると、2007年も7月までは豊作ベースであったのが、8月入り後のホット&ドライ、その後の洪水被害などから、コーンは生産高確定思惑から上値への反応が鈍かったのに対して、大豆は上値リスクを織り込む動きを見せ、値動きに大きな差が出た。最終的にはコーンの作柄は大きく落ち込まなかったのに対して、大豆の作柄は大きく落ち込み、最終生産高にも差が出て、それが値動きの差に繋がった。

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