9月以降に1年間の供用期限切れ問題が発生する恐れも

 東京ゴムは強弱の攻防戦を表すように上下波乱を続けている。先限の動きを見ると、6月26日に220円まで切り返したが、4月16日の220円40銭に顔合わせしたあと反落、7月2日に208円60銭まで下げて高値から11円40銭安。その後は3日に216円50銭、4日には再び210円を割って209円60銭と、少々動きが不安定になっている。

 こうなると、目先的には205~215円の揉合相場に移行する可能性もあるが、6月後半の動きで判ったことは220円突破にかなりの抵抗があったということ。もし、6月5日の安値190円30銭からの反騰で220円を突破、230円へとコマを進めていたら、強気勢力が力を増していたものと思われ、相場展開が違っていたかも知れない。

 それと、毎回いうようだが東京商品取引所の生ゴム指定倉庫在庫が2万トン弱あるうちは、なかなか底入れを確認するのは難しい。また、タイ産地の生産が増える季節のなかで、日本だけ が独歩高を演じれば、それこそ、産地から新たな現物を東京市場に呼び出しかねない。

 とすると、再度、東京ゴム先限が220円を突破するのは難しいといわざるを得ない。もちろん、上海ゴム9月限が4月2日のトン当たり1万6,175元を大きく抜き、シンガポールRSS3号期近が3月31日の237セントを突き抜ければ話は別だが、シンガポールTSR20号がRSS3号に比べて35セントも安値にあるのは実勢が依然として悪い証拠で、海外市場から先行して上昇力を強めると見るのは早計であろう。

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