米株価の史上最高値更新や中国景気指標の陽転からするとゴム相場の下値は限られる

7月2日のNYダウは急伸し、前日比129.47ドル高の1万6956.07ドルで引けて史上最高値を更新した。またナスダック総合指数も50ポイント超の上昇となり4458.65まで上昇して取引を終えた。NYダウは、上げ過ぎの反動による大掛かりな修正安になるのではないかとの下値リスクを抱えながらも上昇の勢いに歯止めをかけることなく、続伸トレンドを維持している。

NYダウが続伸しているのは、雇用改善への期待感が広がっているためだ。2日に民間企業が発表した雇用統計によると、6月の雇用者数が市場の予想を上回ったため雇用改善と景気回復への期待感が誘われた。今週末には失業率の発表を控えているが、一段の改善が期待されている。参考までに、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は先月末、米国の失業率は現在の6.3%から引き続き低下し年内に6%を下回るとの見通しを明らかにしている。

米株高を牽引している一つが好調さを維持している米新車販売動向である。米調査会社オートデータが発表した6月の米新車販売台数は前年同月比1.2%増の142万0994台と4カ月連続で前年実績を上回った。6月としては2007年以来7年ぶりの高水準。また2014年上半期(1-6月期)の米新車販売台数は前年同期比4.3%増の816万3942台を記録し、上半期としては金融危機前の07年以来7年ぶりに800万台を超えた。年初に襲った歴史的な寒波の打撃を、春以降の好調な販売が補った。販売実績は、通年ベースでは、金融危機直後の09年を底に4年連続で年率1割前後の回復を続けてきた。2013年の販売台数は約1560万台。14年上半期は1-2月が寒波の影響で前年同月比マイナスとなったが800万台超え。年間でも07年以来7年ぶりに1600万台の大台を超える可能性が高くなっている。米国では08年秋の金融危機後に新車を買い控える人が多かったが金融危機で傷ついた市場が元の姿に戻るとの予測が容易にできる。

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