東京ゴム、原油価格に追随も独自材料は弱気優勢

東京ゴム価格は6月5日の190.3円を底に反転上昇したが、6月26日の220円を天井に再び反落。212.5円となっている。上海ゴム市場もほぼ同じ動きで6月26日の15,450元から下落している。6月27日付けの日本経済新聞によれば、合成ゴム原料価格は石油化学製品ブタジエンのアジア価格が上昇し天然ゴム価格の下落に歯止めがかったことや、原料の原油・ナフサ高が相場を押し上げ、東アジアのスポット価格は、1トン1470ドル援護と直近の安値を付けた5月下旬に比べて200ドル(16%)上昇し、およそ4カ月ぶりの高い水準になったという。どうやら天然ゴムや合成ゴム価格が底値をつけたのは原油価格の上昇にあったようであり、それでは原油価格はどうかというと、イラク情勢を受けて6月20日に107.73ドルまで上昇したが、その後下落している。つまりゴム価格と同じ動きとなっている。今後はイラク情勢次第であるが、原油に関して言えば、イラクはほとんど心理的影響のみであり、実際の原油需給には影響はほとんどないと言える。米国やカナダの生産量が毎週増加している現状下では、これ以上原油価格が上昇するには、シリアとイラクにできたイスラム国が強大な勢力となる他ないが、テロリスト集団に毛の生えた程度の勢力ではその可能性はかなり小さい。何が起こるかわからないので要注意ではあるが、イラクをネタにすると、後の反動が怖いであろう。ゴム価格はゴムの需給で決まってくると思われ、ゴムの需給は弱いままであるため、今後増産期に入れば、価格は再び低迷することになるであろう。ベトナムではグラフのように右肩上がりでゴムの生産が増加している。

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