いざ、天候相場へ、7月は最も変動の高まる時期!!

 シカゴ・コーンは、コーン主要輸出国でもあるウクライナ情勢の緊迫化などを囃して5月に高値を付けた後は、順調な作付け・生育を受けて大きく値を崩し、年初来安値(1/10)を試す流れとなっている。
 今月末には、作付面積・四半期在庫が発表予定だが、既に豊作を織り込むような展開だ。民間の事前予想は、作付面積の予想平均が、9178万7000エーカー(3月末作付意向面積:9169万1000エーカー)。大豆の予想平均は、8217万3000エーカー(同:8149万3000エーカー)となっている。米農務省の3月末の作付意向面積や前年実績と比べて、コーンが減少、大豆が増加となっている。テクニカル的には、月末の農務省発表を受けて、6月17日安値を維持してダブルボトムへ移行するのか、それとも同水準を割り込んで1番底を探る流れとなるのかが注目だが、いずれにしろ、天候相場の天王山と呼ばれる独立記念日を前に、弱気主導の流れとなっているのは間違いない。
 ただし、農務省の月例の需給報告も、現段階では机上の空論に過ぎず、今後の天候次第では、上値リスクの高い時間帯に入ってくる。過去最大規模のエルニーニョ現象の発生が予測される中、ミネソタ州などでは大雨による冠水被害が報告され始めている。過去の季節傾向から月間ベースの変動率を調べてみると、7月のボラティリティは、4月や5月の2倍程度の変動がある事が確認され、年間で最も変動の大きい月だ。既に今年の豊作を織り込みながら下げている現在の値位置から、7月に上下どちらに値幅が大きく振れるかを考慮すると、上値リスクの方が高いのではないか?

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