北海ブレントの動向がカギを握る東京石油市場

 イラク情勢の先行き不透明と米国の旺盛な石油需要を背景にして、NY石油製品と北海ブレントが着実に上伸している。対照的に、WTIは納会を控えたポジション調整とクッシング在庫の10週間振りの増加を嫌気する格好で上値の重い展開をみせている。取引中心限月であるWTI期近8月限は19日までの4営業日連続で高値を切り下げているが、北海ブレント期近8月限は4営業日連続で高値を切り上げている。
 米国の原油在庫は13日現在で3億8634.8万バレル、前年同期比2.0%減ながら、過去3年平均では1.3%増となっており、原油在庫水準自体、問題ない高い水準といえる。
 その一方、北海ブレントはリンケージを強めるNY石油製品の上昇とイラク情勢を背景にして急騰を続けており、イラクリスクを材料にしてから5.1%も急騰している。
 ところで、米EIAの在庫統計で、6月13日までの一週間のガソリン需要は日量平均で907.4万バレル(前年同期は881.7万バレル)となり、再び900万バレル台を回復している。過去4週平均は925.8万バレルで、前年同期の884.0万バレルを大きく上回っており、好調なガソリン需要を物語っている。NYガソリンもこの一週間で2.0%も急伸している。

北海ブレンド8月ボリンジャー

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事