なんで供給過剰のゴムが値上がりするの!?

 東京ゴムはひと頃の下げ基調から下げ渋り基調、そして、下値警戒人気から反発へと転じている。中国の景気回復期待による上海ゴムの強地合、タイ軍事政権の天然ゴム21万トン売却懸念後退などによるシンガポールゴムの反発が支援材料になっているが、それよりも、反発の直接の原因は先限が190円そこそこまで下げる過程で市場がかなり弱気になり、安値を売り込んだ形跡がある。そこを狙われて強気筋が買い攻勢に出て、踏みを誘ったと見てはどうか。

 要するに、現在のゴム相場は長期的には2万トンの東商取生ゴム在庫が重荷になってサヤ滑り相場を演じようが、短期的には安値を売り込んだトガメで反発時期に入ったと見るべきだろう。

 売方勢から聞こえる声は、『なんでこれほどに地合が強いのか』、『何か海外市場に強材料が出たのか』、『この底固さは気持ち悪い』、『6月限納会に向けて急落すると予想していたが…』が多く、強気筋より弱気筋に“焦り”があるように感じ、それが相場に表れているとみるのが正しい。
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事