ゴムは取組の急増がアダ!?

 東京ゴム先限は5日に190円30銭、当限も180円40銭まで下げて安値を更新した。その後はさすがに下値警戒人気から反発したが、その反発力の弱さは、やはり、東京商品取引所の生ゴム指定倉庫在庫が2万トン以上あるからだ。これが期近の頭を抑えているだけではなく、強い重圧となっている。

当面のポイントは引き続き当限がどうなるかだが、同限月の取組高は6日現在で1,614枚と多く、玉整理が遅れている。このため、『新たな受け手が現れるのか』という声があるが、それは考えにくい。

 仮に、新たな受け手が出ても渡物に不足するようなことは全くない。従って、当限はドタン場で玉整理の遅れが拍車をかけ急落するケースも予想される。当限が値崩れすれば、連動して7月限以降が足を引っ張られて売られ、順ザヤ幅を広げる可能性が高まる。

 さて、東京ゴムの取組高は6日現在で3万6,409枚に増加した。これは明らかに投機資金の流入を裏付けているが、しかし、相場が更に値崩れすると、取組を増やした分の玉整理が先行、一段と下値を深くする恐れもある。

 11月限新甫が発会したのが5月27日だったが、その時の取組高は3万1,639枚、それが、6月6日現在では3万6,409枚に増えて、この間にざっと5,000枚増えている。この増加分の価格水準は先限で200円前半から190円そこそこまでの15円幅だ。

 そうなると、もし先限が190円を大きく割り込んでくると、一斉に買方の玉整理が始まり、予想外の安値まで落ち込むことも十分考えられる。

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