トウモロコシ、大豊作観測の下で底割れへ

 実にわかりやすくシカゴトウモロコシは急落し、それに沿って東京トウモロコシも大きく値を消している。急ピッチの作付と、その作付に理想的な天候から大豊作が認識されてのシカゴ急落であり、東京市場でも十分、売りで対処可能だったといえ、この急落の波に乗ったとみられるが、まだまだ売りスタンスは継続すべきである。
 米農務省が発表した5月11日現在のトウモロコシの作付進捗率は全米平均で59%(前週29%、前年26%、平年58%)となり、事前予想平均の55%ばかりではなく、平年を上回っている。特にアイオワの急ピッチの進展が目立つ。これまで作付遅れが懸念されていたアイオワだったが、この一週間で晴天が続き、最高気温も30℃を越える日が続いた結果、作付進捗率は70%となり、前週の23%から飛躍的に進展し、平年の70%に肩を並べている。その他主産地でみると、イリノイは78%(平年53%)、ネブラスカ77%(同71%)、ミネソタ31%(同62%)となっており、ミネソタの遅れが気がかりながら、その後の天候回復で、19日に発表される18日現在の作付進捗率では平年並に近い数字が予想される。アイオワやネブラスカは連日の晴天に恵まれたため、90%を越えることになるとみられ、例年よりも早く作付を終えることが想定される。
 作付が早めに完了すれば、それだけ夏の暑い時期よりも前に受粉が完了することになるため、一段と豊作に対する期待が強まることになる。

シカゴコーン200日

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