「プラチナ・サーベイ2014」

トムソン・ロイターGFMS社は5月2日に「プラチナ・サーベイ 2014」を発表しました。その中で、今年の白金の平均価格は1457ドルと予測。在庫利用でストライキの影響を相殺しているものの、ストライキがすぐに終了しても今年後半に影響が出てくると考えられ、年末までには1700ドルを試す可能性を指摘しました。既に南ア大手鉱山3社のストライキは、15週目に突入しており、世界最大の鉱山会社アムプラッツ(生産シェア:33.1%)の1-3月期の生産は、35%減の35.7万オンス。-11.1トンにも上がっています。GFMSは、今回の南ア・ストライキによる白金の生産ロスは60万オンス(約18.7トン)以上と想定。もし、ストライキが解決しても、再開準備などで簡単には生産再開とはいかず、さらに9.3トンの生産が失われるとGFMSは予測しています。2013年は10.9トンの流通在庫があると推測されており、この在庫の存在が、ストライキにも関わらずマーケットの上値を抑えましたが、さすがに長期化するストによる影響は大きく、2014年は供給不足に転じるとの予想を示しています。先週、南アの鉱山会社インパラ・プラチナム(インプラッツ)は、ストライキを実施している労働者に対し、最新の賃金案や職場に戻りたいかどうかの投票を要請。ロンミンも昨日には14日に労働者が大量に職場に復帰する可能性を示していたが、職場復帰の意向を示していた従業員2人が殺害されたことで、事態は流動的になっている。ロンミンのマガラ最高経営責任者(CEO)は12日、スト長期化の影響で収益が急速に悪化しており、事業再編と人員削減が不可避になっていると発表。2013年10月~14年3月期の同社の税・利払い前利益(EBIT)は、スト関連の経費1億6400万ドルを計上したことが響き、前年同期の9300万ドルから3400万ドルに急減。ストによって1日300万ドル、1カ月6000万~6600万ドルの支出を余儀なくされていると指摘した。

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