天候回復で豊作観測が高まるトウモロコシ

 乾燥した天気が懸念されていた米コーンベルト西部で恵みの雨が確認され、土壌水分も改善している。クロップレポートによると、13日現在の表面土壌におけるアイオワの土壌水分の適度な割合は57%、過剰は12%、ネブラスカの適度は45%、過剰は1%、ミネソタの適度は72%、過剰は25%、サウスダコタの適度は79%、過剰は5%となっている。今後とも時折、降雨が予想されるということもあり、土壌水分不足のリスクは大幅に後退したといえる。ネブラスカがやや不足気味であるが、地下水の汲み上げによるスプリンクラーの設置が多いだけに、実際の影響は限定的と考えられる。
 また、米コーンベルト全般にかなり寒い天気が続いており、4月半ばまで最低気温が氷点下まで低下する状況が続いていたが、4月下旬からは逆に平年以上の気温まで上昇するとみられている。
 従って、4月下旬から5月上旬に米コーンベルトでトウモロコシの作付がピークを迎えるが、作付に理想的な天候が予想されており、今後、作付が急ピッチに進むとみられている。
 米農務省が14日に発表したトウモロコシの作付進捗率は全米平均で3%しかなく、平年の6%からやや遅れている。しかし、今後期待される急ピッチの作付で平年を大きく上回る状況も予想される。21日に発表される20日現在の作付進捗率は低温の影響でまだ平年を下回るとみられるものの、28日に発表される作付進捗率では大幅に向上すると推測される。

シカゴコーン12月20・200日

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