主産地の乾燥状態が深刻化、強調地合い続くシカゴトウモロコシ

 トウモロコシの主産地である米コーンベルト西部の乾燥した天候の改善がまだみられない。アイオワ・ネブラスカ・ミネソタの州別クロップレポートが明らかになっていないものの、クロップレポートが明らかになり、ネブラスカとミネソタに隣接するサウスダコタの土壌水分に関する極不足・不足の合計は6日現在95%で、土壌水分不足がかなり深刻な状況といえる。サウスダコタの州都であるピアの3月の雨量合計は26ミリ(平年30.7ミリ)、4月に入って6日時点で7.1ミリ(4月の月間雨量は46.0ミリ)。ちなみに、サウスダコタの2014年度の作付面積は580万エーカー(全米シェアは6.3%)で、インディアナと同等の全米第5位の生産州でもある。
 トウモロコシ最大の生産州であるアイオワの州都デモインの3月の雨量合計は18.0ミリ(平年57.7ミリ)、6日時点で3.0ミリ(4月の月間雨量は93.0ミリ)。雨量だけをみると、アイオワの方がより状況は深刻である。
 米海洋大気局(NOAA)は3月に入って米コーンベルト西部の平年以上の降雨を予想し続けてきているが、ここまでの予想は大きく外れている。対照的に米コーンベルト東部はNOAAの予想通り、まとまった雨がみられ、土壌水分も潤沢である。土壌水分の過剰はインディアナで65%、オハイオで76%となっている。
 すなわち、イリノイを境にして西部と東部で極端に異なる天候に見舞われており、目先的にいずれの地域も作付には適さない状況といえる。
 週明けには米農務省は今季初めてトウモロコシの作付進捗率を明らかにするとみられるが、作付遅れがこれで確認されるとみられる。

シカゴコーン12月20日移動

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