今週の相場見通し

【金】
先週の金相場は1754.35 ドルを高値に戻りが重く失速気味となる。しかし即、続落に転じることはなく1701.99 ドルの週半ばの安値を経て1710.39 ドルで越週した。12 月9 日のEUサミットを経てIMF を含む支援体制が大枠で構築される見通しだが、ESM(安定メカニズム)については、財政統合に向けていまだ具体性が見えず、欧州圏経済の減速が金市場にドル高ユーロ安を介しての調整圧力をかけ始めた。まずは1700 ドル攻防に入りつつ、一旦は1680(深押しで1620 ドル)ドルの下値を試して行く展開となろう。東京金は4150~4000 円の下値確認が先行へ。

【コメ】
23 年産米は依然として市場流通が細ったままだが、農水省9 日公表のマンスリーレポートでは生産者の手持ち在庫が次第に減少に転じる見通し。次第に集荷遅れが改善され、現物流通市場はようやく需給緩和から、下落圧力を受ける可能性も。ただ、今年は震災影響から縁故米として流れるケースも多く、22年産米を高値で売り過ぎた反動から自然に23 年産米の自家消費が伸びている模様。実流通の場では需給ひっ迫傾向が残るため、風評被害の影響から品薄感も意識され、価格高止まりが続いてしまうこともあろう。下がらずに越年しての、端境期突入も考えられる。

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