週刊石油展望

 先週のWTI原油は前週比0.75ドル高の 101.54ドル、ブレント原油は前週比1.80ドル高ドルの107.92 ドルとなった。
  
 前週末21日はロシアのプーチン大統領がクリミアのロシア編入における法的な手続きの完了を宣言したことから、ウクライナ情勢を巡る緊張が高まり反発となった。週明け24日も引き続きクリミア編入を進めるロシア側と欧米諸国の対立が懸念されたことからWTI原油は続伸となった。しかし、一方でブレント原油は3月の中国PMI速報値が48.1と昨年7月以来の低水準となったことを受けて世界的な原油需要減少懸念が生じたことから小幅安となった。25日は依然、ウクライナ情勢の警戒感が残るも米EIA原油在庫発表を控えるなか、米原油在庫の10週連続増加見通しが嫌気されたことからWTI原油は反落となった。翌26日のEIA統計では米原油在庫の予想以上の増加を受けて発表直後には売られたが、受け渡し場所となるクッシング原油在庫の減少やガソリン需要の高水準が好感されたことから買い支えられると、その後は複数の米経済指標の改善や、リビアの原油生産高減少によるブレント高に連動して101円半ばまで上値を切り上げる展開となった。

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